ヒラメへの思いが
釣りに行くのは年に数える程度。
世話しなくロッドを振り回すよりは置き竿でアジサビキ。
妻はパイプ椅子でうたた寝。お決まりの風景。
空が青く風がやさしいそんな日は漁港でのんびり過ごす。
このひとときがたまらなく良い。
ここ何年も釣りとの関わりはこんな感じ。
昨夏のこと、本屋で何気に釣り本コーナーへ行くと
ヒラメのルアーフィッシングの本が置いてありました。
これまで海のルアーフィッシングの解説本と言えば
シーバスや青物、アオリイカに関するものばかり。
心をくすぐられすかさず購入。
思えばルアーでヒラメ釣りをしていたのは10年以上も前のこと。
数少ない巷の情報をつなぎ合わせて挑んでいました。
ずいぶん熱中していたように思います。
しかし釣果乏しくあえなく2年ほどでリタイア。
今、みんなはヒラメをこんな風にして釣っているのか。
ページをめくるたびに目からウロコがひらひら。
あの当時、PEラインなんて無かった。
(船釣り用の太いやつしか近所では売っていなかった。)
トレブルフックが2本も付いたジグヘッドなんて無かった。
ヒラメ用プラグなんて無かった。
どんな色がヒラメに有効かなんて情報もなかった。
(ヒットカラーランキングと言えばシーバスが対象)
だだっ広いサーフでどこに狙いを定めたら良いのかなんて
教えてくれる人もメディアもなかった。
そして私には開拓者精神がなかった。
ただ先人についていくだけ。
この本が私にとって先人となり水先案内人になってくれそうだ。
漁港で のんびりフィッシング も良いが
ルアーヒラメへの思いが沸々と。
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